私たちにできること

一般社団法人マリンエコバイオ研究所は、魚をはじめ家畜動物や愛玩動物の健康増進および生物機能を用いた環境評価や環境修復に関する技術の開発・調査研究および国内外への情報発信、科学教育の普及活動を目的とし活動しています。

ご依頼および業務内容へのご質問は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

魚類や家畜動物、愛玩動物の飼養技術や健康に関わる餌料の開発

養殖魚の摂餌誘因・成長促進・免疫機能の向上・高温退席強化

  • 魚介類の摂餌誘因、生体防御活性増強、外部寄生虫症の予防と治療、ストレス応答の適正化を意図した餌の開発と作製
    (ラクトフェリン、フコイダン、フェルラ酸、γ-オリザノール、乳酸菌生菌・死菌、微細藻類、オリーブ採油粕の利活用等)
  • 水生生物用発酵物・組成物の開発と作製
  • 炭水化物の有効活用
    (インスリン抵抗性・耐糖能の改善、成長促進)

陸上養殖

  • 再生可能エネルギー、未・低利用資源、低塩分溶液等を活用した低コスト養殖技術の開発・提案

家畜動物・愛玩動物の飼養

魚の行動、各種生理指標を用いた薬剤影響・環境の把握および医療・新薬開発関連のスクリーニング的研究

 

魚類およびその他の生物の適正な飼育環境の研究と創出

養殖魚や展示動物のストレス軽減

  • 餌組成の調製・各種餌添加物の探索と活用、水質の調整、光や音・背景等の利用

愛玩動物、家畜・家禽のストレス抑制

  • 餌組成の調製・各種餌添加物の探索と活用、水質の調整、光や音・背景等の利用
  • アレルギー反応の評価と植物素材等を用いた制御
  • うつ、不安行動の把握と同制御

植物・微生物素材、発酵物を中心とした健康増進ならびに飼料の開発

 

生物機能を用いた環境評価や環境修復に関わる技術の開発・調査

農薬を含む各種環境汚染物の濃度把握、生物影響の把握

  • 環境ホルモン、重金属、各種農薬成分、ネオニコチノイド系殺虫剤等の水中濃度、生物影響(行動、生理指標等)に及ぼす影響の調査

地球温暖化に伴う水域の遷移、水生生物への影響把握

耳石を用いた水域環境、回遊履歴の解明

 

未利用や低利用資源の活用に資する研究・開発

未利用動植物資源を用いた魚用餌料の開発

  • 枝葉、採油粕、植物発酵粕
  • マボヤ殻、ホタテウロ処理物

未利用動植物資源を用いた愛玩動物用餌料の開発

  • 藻類を含む植物素材、ジビエの利用

 

海水および同含有塩類等の有効活用に資する研究・開発

製塩(イオン交換膜)・造水(逆浸透膜)、限外濾過膜の汚損対策

低塩分溶液の調整、廃海水の利用

 

食の安全・安心に関する研究・開発

マガキのノロウイルス除去法の開発

  • オゾンマイクロ・ナノバブル、および、生物起源物質を用いたウイルス除去と生理活性の向上

オゾンマイクロ・ナノバブルを用いたマボヤの鮮度保持

超微細海水ナノアイス、食品由来成分等を用いた魚の鮮度保持

  • マアジ・マサバ・イカナゴ(小女子)・ます類等の保存方法の違いが鮮度に及ぼす影響を調べ、保持条件・方法や効果について検討

 

科学教育の振興普及活動を目的とした講習会等の開催

小学校での海の生物を移用した理科教室

高等学校の研究支援・協働事業他

  • 令和3年度~現在に至る(魚類養殖へのマボヤ殻の利用に係わる研究他)

水族館での透明骨格標本の作製イベント、魚類の不思議にググっと接近!

  • 令和4、5、6年度に実施